プリンター台の作り方【DIYでいこう!】

当サイトは記事内に広告を含みます。

今回は木工DIY『プリンター台』作成のお話しです!

べあ

自宅作業場に余っている『端材』で作成しました!
それではどうぞ!

目次

設計しよう!

今回は『天板』と『脚』だけのシンプルな台を作ります。

天板は集成材、脚は2X4のSPF材で作成することにします。

プリンター台は低めが使いやすいので、

横幅600mm,奥行450mm,高さ450mm

で進める事にします。

手持ちの端材をもとになんちゃって設計図をこさえました。

画力は皆無です
画力は皆無です
べあ

設計図
自分が分かれば
問題無し!

部品を準備しよう!

設計はできました。

部品をつくりましょう!

工程は3つ!

  1. 切る!
  2. 削る!
  3. 塗る!

それでは始めましょう!

STEP
切る!

手頃な2X4SPF材を同じ長さに揃えます!

クランプで固定して2本まとめてカット位置に印をつけます
クランプで固定して2本まとめてカット位置に印をつけます

ここで一つ目の山場『丸ノコでカット』です!
余分な材は無いので失敗すると今回のミッションはここで終了です…

ガイドを当てて丸ノコで切り落とします
ガイドを当てて丸ノコで切り落とします

ゆっくりと…ゆっくりと…きりすすめます…

慎重に動かします
慎重に動かします

なんとか切ったので『フリーハンド』でダボ穴を作り込みます!

ガイド無しのダボ穴を作ります
ガイド無しフリーハンドでダボ穴を作ってしまいます…
ぐら

『ダボ穴』ってなんなの?

べあ

『ダボ穴』っていうのは木製の釘『木ダボ』を差し込む『穴』のことだよ。
『ダボ』が『凸』で『ダボ穴』が『凹』をイメージしてもらえると分かり易いかな。
その『凸』を『凹』に差し込むと部品同士をつなぎ合わせることができるんだ。
木工用ボンドを使うとより頑丈にくっつくよ。
金属ネジを全く使わずに組み立てできるからスッキリとした仕上がりになるね。
『ダボ穴』は材料に対して正確に垂直の穴を開けないと組み立て出来なくなるから、
開ける為の道具(穴をあけるガイド)を使わないと失敗するから道具は揃えた方がいいね!

ひとまず第一関門クリアです!

STEP
削る!

サンダーで表面のザラザラをスベスベにしちゃいます!

サンダーでスベスベにしちゃいます
サンダーでスベスベにしちゃいます

天板は丁度いいサイズだったのそのままスベスベにしちゃいます!

番手は#60のベルトサンダーで荒削りしちゃいます!

ベルトサンダーでギュイーン!
ベルトサンダーでギュイーン!

次に#120のランダムサンダーで削ります!

そのため、集塵機で削り粉を吸い取りながら削ります

サンダーを使っていると削り粉が周囲に飛散してしまいます。

削り粉が細かいので集塵機を使ってます
ベルトサンダーよりも丁寧に作業します
ぐら

「集塵機』ってなんなの?

べあ

集塵機は普通の掃除機では目詰まりしてしまうような
細かい粉とかを吸えるようにした業務用の掃除機だね。
リノベーションの時の『壁のシミ取り』で家中をサンダーで削った時に、
サイクロン式掃除機を使っていたんだけど目詰まりして途中で壊れちゃったから、
やっぱり業務用を使った方が後々面倒がなくていいかもね。

壁のシミ取りのお話しはこちらをみてください。

縁を削るついでにしっかりと角の面取りも行います!

面取りは仕上がり具合が変わるのでお好みです
ぐら

『面取り』ってなんなの?

べあ

『面取り』っていうは、
角ばったところを切り取ったり削ったりすることだよ。
調理場で仕事していた時に、煮物で使うカボチャの角を切り取ることを『面取り』って言ってたから、普段使いしていたけどあまり使わない言葉なのかもね。

STEP
塗る!

部品準備の最終工程の塗装です!

今回は室内で使うものなので『ブライワックス』のジャコビアンを使います!

『ブライワックス』は『塗って』『拭き取って』『磨く』の3ステップです!

早速、やっていきましょう!

『ブライワックス』は、刷毛で塗る塗料では無く、布で塗る塗料です。

適量をぼろ布にとって軽い力で塗り広げます。

適量は材質のよって変わるので端材や見えないところで実験して適量を見つけてください!

ムラにならないように均等に塗ります
ムラにならないように均等に塗ります

まんべんなく塗り広げたら拭き取ります!

塗り広げたら拭き上げます
塗り広げたら拭き上げます

そして、ここからちょっと不思議な工程です。

なんと、最後に『亀の子たわし』で磨きます!

これで表面がツルツルになります
仕上げに亀の子たわしで磨きます

この作業を初めて聞いた時は耳を疑いました!

なぜ『たわし??』

なぜか亀の子たわしで磨くと表面がツルツルになるのです!

表面がツルツルになるということは、ほこりが付きにくいのです!

お掃除をするぐらの機嫌も良くなります!

『ブライワックス』+『亀の子たわし』オススメです!!

脚も忘れず塗っちゃいます。

少々雑に塗っても大丈夫!
少々雑に塗っても大丈夫!

脚も忘れず『亀の子』で磨きましょう!

かなりこ馴れてスピーディーです
かなりこ馴れてきたのでめっちゃスピーディーです

これで部品の準備は整いました!

次に組み立てなのですが、できれば1〜2日は乾かしてください。

拭き取っていますが『ブライワックス』の匂いが少し残るので、

匂いに敏感な方は十分乾かしてから組み立てした方がいいと思います。

部品を組み立てよう!

我慢できません!ちゃっちゃとやっちゃいましょう!

んが、入りません!いくらやっても入りません!

ダボを打ち込んで接合します!
ダボを打ち込んで接合します!

そりゃそうです、『フリーハンド』ですものそりゃ無理ってもんです…

ガイド無しのダボ穴を作ったのであうはずがありません!
ガイド無しのダボ穴を作ったのであうはずがありません!

作ったダボはダボ穴を埋める為に使います!

もう当初予定は忘れました
もう当初予定は忘れました

せっせとダボ穴に木工ボンドを注入しダボで埋めて…埋めて…

もうしっちゃかめっちゃかです!

ごまかす事に必死です!
ごまかす事に必死です!

え〜いっ!ままよ〜!天板の天面からビス留めです!

心で号泣しながらガンガンビス打ちしていきます!

とにかく強度だけは出さねば…
とにかく強度だけは出さねば…

皆様お気づきでしょうが今回『ダボ穴を開ける工程』は不要でした!

悪戦苦闘すること数時間!全工程完遂です!

仕上がり具合

仕上がりはこんなんなりました!

黒ビスを使ってそれっぽくしています!
黒ビスを使ってそれっぽくしています!

拡大してみましょう!

ダボ穴跡を装飾に!拡大しないでください!
ダボ穴跡を装飾に!拡大しないでください!

ちょっと引きで撮ってみました。

天面の4角のアクセントがいい味出していますね!

床の色とベストマッチです!

売り物では無いのでデザインは自由です!

実際の設置してみました!

家庭用プリンターくらいならば問題無しです!
家庭用プリンターくらいならば問題無しです!

あとがき

何とかプリンターが置けそうな物が出来ました。

工具のもそうですが治具も充実させて精度を高めていきたいですね!

べあ

『設計』とは…
『完成品の設計』と『作業工程の設計』
ということなんですね!勉強になりました!
今度はもう少し『設計』に注目してチャレンジしたいと思います!

最後までご覧いただきありがとうございます。

ランキングに参加しています!

ポチっと押していただけたら嬉しいです♪

↓ ↓ ↓

最後までご覧いただきありがとうございます。

ランキングに参加しています!

べあぐらのイラストをポチッと押して頂けたら嬉しいです♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

プログラム歴20年弱のエンジニアです。
公私ともに”作る”をテーマに日々過ごしています。
「効率化」と対局にある「手間を楽しむ生活」を求め、
築18年のログハウスをリノベーションし2019年に移住しました。
大好きなガジェット・ツールに囲まれながらDIY、薪活、アプリ開発を楽しんでいます。

目次