「庭にお洒落なレンガの花壇を作りたい」
「お洒落なシンボルツリーを植えたい」
そう思うことはないですか?
でも業者さんに頼むとレンガの花壇もシンボルツリーの植栽も結構お金がかかってしまいますよね。
そこで我が家では庭のDIYの一環でレンガの花壇を作り、シンボルツリーを自分達で植栽しました!
やってみると思っていたより簡単に出来ました。
そこで、
『簡単』なのに『素敵』に仕上がるレンガの花壇の作り方
と
自分で出来る庭木の植え付け方法
を教えちゃいます!
【完成した花壇】
こんなお悩みを持っている人、必見です!!
【花壇DIYでのお悩み】
- 自分で庭木の植え付けをしてみたいけどやり方が分からない
- レンガの花壇を作りたいけど難しそう
- レンガの花壇を作りたいけどモルタルは使いたくない
- モルタルを使わないレンガの花壇の作り方
- 庭木の植え付け方
モルタルを使わないレンガの花壇の作り方
レンガの花壇をモルタルを使わずに作ってみました。
モルタルを使わないレンガ花壇はメリットもデメリットもあります。
メリットデメリットを考慮して好きなほうを選びましょう。
モルタルを使わないレンガの花壇メリット
- 施工が簡単
- 作った後に形や大きさを自由に変更できる
モルタルを使わないレンガの花壇のデメリット
- がたつきが出る
- 土が流れてしまう
- 専用のレンガは値段が高い
べあぐらハウスの場合
べあぐらハウス(我が家)ではモルタルを使わず普通のレンガで花壇を作ってみましたが、1年経ちますが土も流れず、がたつきもありません。
また、花壇を作った後にガゼボを作ることになって花壇の一部の形を変更しましたが、モルタルで固めていなかったので形の変更も楽々でした。
しばらくモルタルなしで使ってみて、大きさや形に問題なければモルタルでしっかり固めても良し、お庭の模様替えで花壇を移動したり形を変えれるようにそのままモルタルなしで運用を続けても良し、お好みで決めて問題なしです。
【番外編】
もっともっとお手軽にレンガの花壇を作りたい場合は、「らくらくレンガ花壇セット」があります。
穴の開いたレンガにモルタルの代用品の目地板で固定していく仕様になっているのでズレたりする心配はありません。
通常のレンガより価格は高くなってしまいますが、しっかりしたものをお手軽に作りたい人にはおススメです。
気になっていたので、この商品はふるさと納税で購入してみました!
使用感は後日レビューします♪
それでは、
『モルタルなしのレンガの花壇の作り方』
いってみよー!
材料
- レンガ
- 土
レンガ
今回は積むだけの花壇を作る予定なので、穴あきではない普通をレンガを使用しました。
ここでのアドバイスは、
レンガはケチらないこと
です。
最初、ホームセンターで売っている一番安いレンガを使って作ってみたのですが、どうもいまいちな仕上がり…
素人だし、仕方ないのかな、と思っていました。
その後、ロケットストーブを作ろうとアンティークの耐火煉瓦を購入したのですが、試しにその煉瓦で花壇を作ってみたら、
なにこれ!可愛い♡
ってなりました。
【結論】レンガが良いと素人が作った花壇でもお洒落に仕上がる
土
植えるものに合った土を用意しましょう。
今回、我が家は『シロモジ』を植えるので「赤玉土」と「腐葉土」を用意しました。
※花を植える場合は花と野菜の培養土でもOKです。
道具
- スコップ
- 水平器
- ホールディガー
- タガネ、ハンマー
スコップ
大きめのしっかりとしたスコップを用意しましょう。
固い地面の場合、スコップで穴は掘れません。
ツルハシで地面を砕いてからとか、後述する「ホールディガー」を用いて穴を掘ります。
それでは、スコップは何に使うかというと、掘った土を運んだり、穴に入れた園芸用の土を混ぜたりするのに用います。
重い土を運んだり混ぜたりするのにプラスチック製だとすぐ壊れてしまうので、金属製で且つ柄が木製のものを選びましょう。
水平器
レンガを置くときに面倒がらずに水平器で水平を図りましょう。
仕上がりに違いが出ます。
ホールディガー
大きい庭木を自分で植えるなら、この道具はあった方がいいです。
固い地面を深く掘るにはスコップでは無理なので、こちらを用意しましょう。
作業効率が全然違いますよ。
タガネ、ハンマー
レンガを割る時に使います。
作り方
まず、花壇にしたい場所を掘ります。
我が家はシンボルツリーを植えるための花壇だったので、それに合わせて掘りました。
深さ「50cm」「幅80cm」です。
※この掘る範囲は植えるものや作りたい花壇の大きさに合わせてください
水平を測りながら花壇のへりにレンガを縦に置いていきます。
花壇のへりに縦においたレンガは土の中で見えないので薄めの安いレンガを使用しています。
上に並べるレンガはアンティークのちょっといいレンガにしています。
アンティークレンガの方が高価なのでちょっとだけ節約です。
ぐるっと縦に置いたら、次はレンガを横に置いていきます。
土台を水平にしているからここでは単純に乗せるだけで問題無しです!
横にしたレンガの上に更にレンガを重ねます。
※この時、1段目のレンガと互い違いに置いていくこと
端は半分の大きさなので「タガネ」で半分に割って設置します。
穴を掘って、レンガの枠組みが出来たら土を入れて完成です。
今回は、植えるシンボルツリーに合わせて「赤玉土」と「腐葉土」を入れました。
この2つの土をブレンドします。
家に『花と野菜の土』があったので、それを使おうかと思っていましたが、花木センターの方が、「使ってもいいけど、場合によっては入っている肥料と植えようとしている樹木の相性が悪い場合があるので、出来れば『腐葉土』と『赤玉土』で作った方がいいよ。」と教えてくれました。
また、土の配合は、もともとの土の状態によってお勧めの土が変わります。我が家の場合も、家の土の写真を見てもらって、土の配合を教えてもらいました。
お店の人に自宅の土の様子を伝えてお勧めの配合を教えてもらうと間違いないです♪
土を入れたら完成です。
好きな庭木や花を植えてください。
我が家ではシロモジを植えました。
余談
シロモジを植えてみたらバランスが変わったのでレンガを並び替えました。
モルタルを使っていないので積みなおしも楽々でした!
庭木の植え付け
材料
- 植栽する庭木
- 大きい庭木
→「シロモジ」 - 小さい庭木は
→「マホニアコンフューサ」
この2つの植えていきます。
- 支柱用の木
大きい庭木は植えた後に支柱を立てて根が張るまでサポートします。
その為の木を用意しましょう。
我が家は今年の剪定で出ていた木を使いました。
- 麻布、麻ひも
支柱を組み立てるのに必要です。
道具
- スコップ
- 木槌
植え付け方
大きい庭木
まずは木を植えたい場所を整えます。
今回は我が家は花壇づくりと合わせてこの作業を行いました。
詳しいやり方は花壇作成を見てください。(こちらをクリックすると見れます。)
植えたい場所に穴を掘ります。
植えたい植物の根っこの大きさより大きめに掘ります。(周りの土の土壌改良の為)
次の写真のシロモジを植えた際は、写真の赤丸よりふたまわり程度大きい穴を掘りました。
植える植物のあった土を掘った穴の中に入れます。(深さ1/3くらいまで)
木を植える土台が出来上がったらいよいよ木を植えます。
今回は我が家のメインシンボルツリー「シロモジ」を植えます。
この段階で木の正面を決めること。(土を入れてからの変更は大変です。)
【根巻き布の場合】
写真のような根巻き布の場合、布ごと植えること。
※布は腐って土にかえります
【ポットの場合】
ポットは土にかえらないので取り外して植えること。
土を入れて「水がめ」を作っていきます。
水で土をドロドロにしながら植え付ける「水極め」を行います。
揺らすとぼこぼこと空気がでてきて水が引いていくので、2~5の工程を何度も行って根鉢と土の間の空気をしっかり抜くことが大切です。
大きい庭木の場合、根付くまで支柱で支えておきます。
我が家では「鳥居支柱」にしました。
- ちょうどいい長さにカットした木を木槌で深く打ち込みます。
- 左右に埋め込んだら横に木を這わせて麻ひもでしっかり結びます。
完成した支柱に庭木を括り付けます。
- 麻布を適当な大きさにカットします。
- 麻布と麻ひもを使って支柱に庭木を括り付けます。
支柱と木を括るときは木に麻布を巻いて木が傷つかないよう保護してあげましょう。
小さい庭木
小さい庭木の植え方は大きい庭木を植えるのと基本は同じです。
まずは木を植える場所の準備をします。
どこに植えるか決めたら、穴を掘ります。
大きい樹木を植える場合と同様にポットの大きさよりふたまわり程度大きい穴にしましょう。
今回は、庭の真ん中あたりにある量水器をうまく隠せるように丸い花壇を作ることにしました。
植える植物のあった土を掘った穴の中に入れます。(深さ1/3くらいまで)
下準備が終わったら木を植えます。
今回は「マホニアコンフューサ」を植えていきます。
小さな苗木ですが、大きな庭木を植えた時と同様に「水極め」をしていきます。
木の正面を決めてから土を入れること。
【根巻き布の場合】
写真のような根巻き布の場合、布ごと植えること。
※布は腐って土にかえります
【ポットの場合】
ポットは土にかえらないので取り外して植えること。
水で土をドロドロにしながら植え付ける「水極め」を行います。
- 作った「水がめ」に水をたっぷり入れて、木を前後左右に揺らします。
- 水が引いたら水を追加します。
- 底からこぼこぼこと出ていた空気が無くなったら、しばらく置いて土が泥状になるのを待ちます。(約20~30分)
- 水が泥状になったら、土手の土を根本に向かって踏むように入れていきます。
※水極めの詳しいやり方は大きい庭木の植え付け方のこちらをクリックして見てください。
- 完成!
今後の水やりの為に「水がめ」状にしておきます。
今回植えた「マホニアコンフューサ」は小さい苗木なので支柱は必要なしでした。
小さい庭木用のレンガ花壇を作る
我が家には、庭の中に量水器があり、結構目立っていました。(写真の赤丸の所)
場所を移動するのは大変だけど、そのままだと目立ってしまう…
よーし、『花壇を作って目立たなくしよう作戦』だ!!
この量水器の近くに低い庭木を植えて(配管などに干渉しない配置で)量水器が隠れるようにレンガで丸い花壇を作ることに。
量水器の上には植木鉢を置いて、水道の計測時にはすぐ移動できるようにしました。
この花壇のレンガは南側(青の矢印)は1段積み、北側(赤の矢印)は2段積みにして、
北側→「マホニアコンフューサ」や背の高めの植木鉢
南側→「センペルビウム」や「草系セダム」の低いもの
を植えるようにしました。
1年後の花壇
1年後の2つの花壇です。
どちらもいい感じに馴染んできました!
大きい庭木を植えた花壇
シロモジの株元に植えたクリスマスローズやセダムが花壇を彩ってくれています。
レンガがズレたりガタついたりは一切ありませんでした。
土が流れてしまうことも無かったです。
小さい庭木を植えた花壇
昨年、観賞用唐辛子を植木鉢で置いておいたら、今年は自然に地面から生えてきたり、セダムが伸びてきたのでいい感じです。
植木鉢はすぐ移動出来るし、気分で色々な花や多肉植物の寄せ植えを飾れるので、花壇の中に植木鉢を飾るのはおススメです♪
今回植えた庭木について
今回植えた「シロモジ」「マホニアコンフューサ」はどちらも寒さに強く厳しい環境の我が家でも立派に育ってくれています。
植え付け後はほぼノーメンテなので、木を育てるのが苦手な人や初心者の人にもおススメです。
シロモジ
シロモジについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ!
マホニアコンフューサ
関連記事ご紹介
今回植えた「シロモジ」を探した時にシンボルツリーについて調べました。
シロモジ以外にもシンボルツリーにおススメの庭木がたくさんあります。
こちらの記事に詳しく載っているのでシンボルツリーに悩んでいる方や、庭に追加で木を植えたい方は参考にしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
ランキングに参加しています!
べあぐらのイラストをポチッと押して頂けたら嬉しいです♪