- シンボルツリーは何かいいかわからない
- 雑木林風のお庭にしてみたいが庭木が決められない
こんな悩みはありませんか?
私は、庭をDIYで作ることになってからシンボルツリーを何にしようかずっと悩んでました。
そして、何度も花木センターに足を運んでは店の人に色々質問したりして、お気に入りの庭木を2本DIYで庭に植栽しました。
そんな私のようにシンボルツリーや庭に植える庭木に悩んでいる人の参考に、その際に最後まで悩んだTOP3を発表します!
寒いところに住んでいるので、寒い場所に住んでいる方の庭木の参考になったらいいなと思います♪
- 常緑樹、落葉樹のメリット、デメリット
- 常緑樹のおススメ庭木TOP3
- 落葉樹のおススメ庭木TOP3
常緑樹の基本情報
常緑樹とは
四季(一年)を通して葉が生い茂っており、いつでも緑を楽しめる樹木のことです。
常緑樹の落葉
常緑樹は落葉しないと勘違いしている人もいますが、落葉します。
ただし、新しい葉が出てくると時に落葉するので枝に葉が無い時期がありません。
常緑樹は落葉しないと思ってました!
常緑樹のメリット
- 暑さに比較的強い
- 常に葉が茂っているので目隠しにもなる
- 一年中緑を楽しめる
- 落葉が一気に起こらないので枯葉の掃除が落葉樹より楽
常緑樹のデメリット
- 寒さに弱い傾向がある
- 葉の緑色が濃いものが多く厚みがあるので重い印象になりやすい
- 冬も葉が茂っているので陽の光を遮ってしまう
常緑樹は1年中葉が茂っている特徴を活かして敷地境界線に自然な目隠しとして植える人が多いそうです。
常緑樹TOP3
第3位 シマトネリコ
<基本データ>
- 属性:モクセイ科トネリコ属
- タイプ:常緑樹高木(半落葉)
- 日照条件:日向~明るい日陰
- 耐暑性:あり
- 耐寒性:-3℃くらいまで
- 開花期間:5月下旬~7月頃
- 成長スピード:早い
<お気に入りポイント>
- 葉の一つ一つが小さくて涼し気
- 株立ちの樹形がおしゃれ
他の常緑樹にはない繊細な雰囲気のある樹形が人気 - 暑さに強く丈夫
- 低価格で購入できる
- 虫や病気に強い
とにかく樹形が好きで、残念ポイントを気にしないなら見た目は一番お気に入りです♡
<残念ポイント>
- 寒い地域だと寒さで落葉する
常緑樹と言われているが、寒い地方の場合落葉するので『半落葉樹』と考えた方が良い - 耐寒性がそんなに高くない
耐寒性は-3℃ - 成長が早「すぎる」
我が家は寒冷地なのでシマネトリコには厳しすぎる環境ですね。
成長が早すぎるのも悩ましい…
第2位 常緑ヤマボウシ
<基本データ>
- 属性:ミズキ科ミズキ属
- タイプ:常緑中低木(半落葉)
通常のヤマボウシは高木になるが常緑ヤマボウシはそこまで大きくならずに中低木扱いになります。 - 日照条件:日向(半日陰でも生育可能)
- 耐暑性:あり(ただし乾燥に弱いので注意)
- 耐寒性:-5~-8℃くらいまで
- 開花期間:5~7月
- 成長スピード:やや遅い
<お気に入りポイント>
- 白いちょっと大ぶりの花が可愛い
- 成長スピードが穏やか
- 耐寒性が高い
- 虫や病気に強い
-8℃の耐寒性なら我が家でも耐えてくれそうです。
<残念ポイント>
- 寒い地域だと寒さで落葉する
常緑樹と言われているが、寒い地方の場合落葉するので『半落葉樹』と考えた方が良い - 値段が高め
耐寒性も問題なさそうでしたが、樹形や葉のつき方がやや和風な感じで我が家には合わなかったので購入は見送りました。
第1位 ソヨゴ
<基本データ>
- 属性:モチノキ科モチノキ属
- タイプ:常緑中高木
- 日照条件:日向~明るい日陰
- 耐暑性:あり
- 耐寒性:あり
- 開花期間:5月~6月
- 成長スピード:とても遅い
- 雌株は実をつける
<お気に入りポイント>
- 虫や病気に強い
- 葉の一つ一つが小さくて涼し気
- 株立ちの樹形がおしゃれ
- 成長がとてもゆっくりなので自己管理しやすい
<残念ポイント>
- 価格が高い
成長がゆっくりなので管理が楽なのですが、成長が遅いがゆえに最初からそれなりの大きさのものが欲しくなりますが、そうなるとかなりお値段が張ります。
小さめの苗を購入してのんびり育てるのもいいかも♪
落葉樹
落葉樹とは
ある時期になると葉っぱが枯れてすべての葉を落とす樹木のことです。
落葉樹のメリット
- 寒さに比較的強い
- 春の新緑→夏の緑→秋の紅葉→冬の落葉と四季を感じることが出来る
- 夏は日陰を作ってくれて冬は日差しを遮らない
落葉樹のデメリット
- 暑さに弱い傾向がある
- 冬は葉が無いので寂しい印象になる
- 一気に落葉するので枯葉の掃除が大変
落葉樹は落葉する特徴を活かしてリビング前に植えるといいです。夏は日陰を作ってくれて冬は日差しを届けてくれます♪
落葉樹TOP3
第3位 ジューンベリー
<基本データ>
- 属性:バラ科ザイフリボク属
- タイプ:落葉低木~高木
- 日照条件:日向~明るい日陰(乾燥に注意)
- 耐暑性:あり
- 耐寒性:あり
- 開花期間:4月下旬~5月上旬
6月には赤い実をつけます。 - 成長スピード:やや遅い
※ジューンベリーは今回お店に無くて写真が撮れませんでした。
<お気に入りポイント>
- 品種を選べば3~5メートルくらいの樹高で抑えられるので管理がしやすい
- 耐寒性・耐暑性がある
- 花・実・紅葉・落葉と季節ごとに色々な顔を見せてくれる
- 樹形が涼やかで美しい
可愛い実が成るので庭が華やかになりそう♪葉の形や樹形も可愛らしくて気に入りました!
<残念ポイント>
- 毛虫がつきやすい
- 鳥がくる
我が家は『鳥獣保護区』に建っているので、鳥たちが来すぎてしまう懸念が…
第2位 アオダモ
<基本データ>
- 属性:モクセイ科トネリコ属
- タイプ:落葉高木
- 日照条件:明るい日陰(日当たりの良すぎる場所は避けること)
- 耐暑性:やや強い(強い西日などは苦手)
- 耐寒性:あり
- 開花期間:4月~5月
- 成長スピード:遅い
<お気に入りポイント>
- 木肌が灰白色で、シラカバのような雰囲気
- まっすぐに伸びた幹や枝の雰囲気がいい
- 虫や病気に強い
- 自然の樹形が綺麗なので剪定で整える必要がない
- 花・実・紅葉・落葉と季節ごとに色々な顔を見せてくれる
- それなりの大きさになる可能性があるけど成長がゆっくりなのでコントロールは可能
この木肌がお気に入りポイントです♡
<残念ポイント>
- 価格が高い
成長がゆっくりなので管理が楽なのですが、成長が遅いがゆえに最初からそれなりの大きさのものが欲しくなりますが、そうなるとかなりお値段が張ります。
成長がゆっくりな庭木は育つで時間がかかるのでどうしても高額ですね。
しかし、やっぱり気に入ったので、べあぐらハウスの庭木に採用になりました!
そんなアオダモの詳しい育て方や植え付け方はこちらの記事をチェック!
【アオダモとアオハダの違い】
ところで、似た名前の『アオハダ』って樹木もあるけど何が違うのかな?
主にこんな違いがあるみたいだよ。
アオダモ | アオハダ |
---|---|
モクセイ科 | モチノキ科 |
小葉からなる複葉 | 丸い葉 |
成長すると下枝が無くなってくる | 比較的下の方まで枝が付く |
豆状の実 | 赤くて丸い実 |
第1位 シロモジ
<基本データ>
- 属性:クスノキ科クロモジ属
- タイプ:落葉低木
- 日照条件:日向(半日陰でも生育可能)
- 耐暑性:あり(乾燥にも強い)
- 耐寒性:あり
- 開花期間:3月~4月
- 成長スピード:比較的ゆっくり
<お気に入りポイント>
- 株立ちの樹形が可愛い
- 虫や病気に強い
- 自然の樹形が綺麗なので剪定で整える必要がない
- 花・実・紅葉・落葉と季節ごとに色々な顔を見せてくれる
- 低木なので大きくなりすぎない
樹形も可愛く、虫や病気にも強い。
暑さ寒さにも強くて成長も比較的のんびり&低木なので大きくなりすぎない。
最高ですね!
<残念ポイント>
- 特になし!
残念ポイント無し!
これは購入するしかない!!
ということで、べあぐらハウスの庭木に採用です♪
そんなシロモジの詳しい育て方や植え付け方はこちらの記事をチェック!
(番外編)気になったけど諦めた庭木
この二つの庭木は見た目が可愛くて好き♡
植えたいなー
そう決心していましたが、無理でした。
『オリーブ』は寒さに耐えれず枯れてしまう恐れが、『ユーカリ』は根に張りが浅いので風の強いべあぐらハウスの庭では抜けてしまう恐れがあるので断念しました。
残念
終わりに
2年かけて考えた結果我が家のシンボルツリーは『シロモジ』に決定しました!!
決めてはお店に売っていたシロモジの姿に”べあ”が一目惚れしたからです(笑)
見た目から入り、お店の人に話を聞くと条件もばっちり♪
そして、お値段も検討していた『ソヨゴ』『アオダモ』の三分の一!
とりあえず帰ってからじっくり検討しようと買わずに帰ってきましたが、次の日、いそいそと庭を掘り出す”べあ”
どうしたの?
シロモジ、ホシイ、アナ、ホッタ。
購入することに決定しました(笑)
そして、シロモジを上手に植えることが出来て自信をつけた私たちは続いてアオダモを植えました!
どちらも可愛くて育てやすくて大満足でした♪
関連記事ご紹介
シロモジを植え付けしたり、レンガの花壇を作った話はこちらの記事をチェック!
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