シンボルツリーで最近大人気の『アオダモ』
我が家でも2本目の庭木に『アオダモ』を植えつけました!
そんな『アオダモ』の人気の秘密と、植え付け、育て方についてお届けします。
シンボルツリーに悩んでいる方
アオダモが気になっている方
雑木林風のお庭にしてみたい方






アオダモの基本情報


株立ちのアオダモ(落葉後)
属性
モクセイ科トネリコ属
タイプ
落葉高木
放任で育てていると高さ10~15mの太さ50cmと巨木になってしまう可能性がありますが、成長スピードはゆっくりなので落葉期に適した剪定を行えば樹高をコントロールすることは比較的容易です。



開花時期
4~6月に白い花を咲かせます。
紅葉時期
10~11月に紅葉します。






日照条件
日向~半日陰
(日当たりの良すぎる場所は避けること)
耐暑性
やや強い



耐寒性
あり
見た目のポイント
木肌
アオダモは年月を重ねると幹に模様が入って白樺のような木肌になります。


白樺のような美しい木肌



葉の形
アオダモの葉は複葉(小葉が集まって1組の葉を形成する)なので、それぞれが小さくて涼やかです。
樹形
根元から複数の幹が立ち上がる株立ちの樹形で雑木の雰囲気があります。
また、下枝(下葉)が少ないのも特徴で通行の邪魔にならず、すっきりとした印象を与えます。



花
白い小花が咲きます。
おまけ
アオダモはバットの材料として有名です。
お値段
株立ちの2m前後のものになると1万以上、複数の幹で出来た大きいものになると5万円以上と高価になります。
でも、幼木や単木のものは千円前後とお求めやすくなっているので、じっくり自分の庭で育てていくのも楽しいでしょう。



アオダモの植えつけ
植え付け期
落葉後の11月~3月が良いとされていますが、極寒期は避けて11~12月or3月がお勧めです。



植え付け方法
購入したアオダモを植え付けしていきます。


購入してきたアオダモ
穴を掘ろう
直径、深さともに50cm程度の穴を掘ります。


穴を掘ります。


掘りました。
土を作ろう
穴の底に腐葉土1/2袋と赤玉土(小粒)を1袋入れてよく混ぜます。


掘った穴に腐葉土、赤玉土を入れます。


入れた後によく混ぜます。
木を植えよう
アオダモを作った土の上に乗せます。
アオダモの周りに赤玉土(小粒)を2袋入れます。
掘った土を少し戻して水がめ状にします。
水をあげよう
水瓶の中に水をたっぷり注ぎます。
この時、アオダモを左右に揺らしながら空気が抜けるまで動かします。
空気が抜けなくなったら、植木の位置決めをして水が引くまで置いておきます。
水が引いて泥状になったら周りの土手の土を足で根本に向かって軽く踏むように入れていきます。
これからの水やりのために小さい水瓶にしておきます。
支柱を立てよう
アオダモが根付くまで支柱で支えておきます。
我が家は今年の剪定で出ていた木を使って支柱を作りました。
支柱と木を括るときは木に麻布を巻いて木が傷つかないよう保護してあげましょう。
植え付け完了
シロモジの向こう側に見えるアオダモ。いい感じです♪
春から夏にかけて緑の葉が茂っているときの感じがどんな風になるか今から楽しみです。
植え付け方の基本は同じなので、詳しいやり方を知りたい方はこちらも参考にしてください。
アオダモの育て方
水やり
植え付けから根付くまでは土が乾いたらたっぷり水をあげましょう。
根付いてからは基本的には水やりは不要です。
ただし、夏場に晴天続きで乾燥が酷い場合は、朝か夕の涼しい時間帯にお水をあげるといいです。
肥料
冬場(1月~2月ごろ)に油かすや腐葉土を株の周囲に穴を掘り混ぜます。
春頃にあげる時は液体肥料がお勧めです。
虫・病気
アオダモはほどんど虫もつかないし病気にも強いです。
ただし、稀に虫がつくことがあるので早めに発見して対処するようにしましょう。
虫
カミキリムシ、テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)がつくことがあります。
この虫がつくと木の勢いが弱ってしまいます。
木の周りにおがくずが落ちていたり、木に小さな穴が開いていたら内部に虫がついている可能性が高いので穴に適用する薬剤を注入して駆除するようにしましょう。
病気
ほとんどありません。
剪定
剪定時期は、落葉期の12月~翌年の2月です。
アオダモは自然な樹形が楽しめる樹木なので、過度な剪定でなく「すかし剪定」をします。
【すかし剪定とは】
込み合っている部分を切り取って風通しや日当たりを良くする剪定方法。
枝を途中から切るのではなく分枝したわき枝は残すようにします。
下のような枝は切り取りましょう。
『逆さ枝』木の内側に向かって伸びている枝
『立ち枝』垂直に伸びている枝
『交差枝』枝同士が交差している枝
『徒長枝』勢いよく伸びすぎている枝
『ひこばえ』樹木の根元にある不定芽から出てくる徒長枝



まとめ
アオダモは寒さに強く、病気になりにくく、虫もつきにくいという育てやすい庭木になります。
半日蔭でも元気に育つので、場所の日当たりが不安な家でも安心して植え付けることが出来ます。



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