皆さんは『正月飾り』を飾り終わりましたか?
『正月飾り』はいつからいつまで飾るものなのか、飾った『正月飾り』はどうするべきなのか、ふわ~っとは解っていてもしっかりとは解っていないという人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな『正月飾り』についてです。
- 正月飾りの飾り方
- 正月飾りを飾ってはいけない日
- 正月飾りの片付ける日
- 飾り終わった正月飾りの片付け方
- 正月飾りって使い回しできるのか?

正月飾りの種類






そして、飾りの一つ一つにちゃんと意味があるんだよ。
門松
『門松』は年神様が我が家に降臨するときの目印になるものです。
松は神様の宿る木とされていて、さらに神様を「待つ」という意味も掛けられています。



飾る場所は、玄関や門前に飾ります。
小さいタイプも売ってます。
しめ飾り、しめ縄
『しめ飾り、しめ縄』はそこが神聖な場所であることを示すものです。
しめ飾りやしめ縄を飾ることで年神様が降臨できる神域を造ることになります。
飾る場所は、玄関か神棚、またはその両方です。
鏡餅
『鏡餅』は年神様へのお供え物であり、年神様の依り代です。
つまり、鏡餅が年神様の居場所になるわけです。
鏡餅は幾つ飾っても良いので、年神様の居て欲しい場所に飾るといいです。
ただし、年神様の居場所なので、テレビの上などの騒がしい場所や低い位置に置くのではなく、床の間や神棚などに飾るのが良いです。









いつから飾る?
飾る時期
正月飾りは「正月事始め」である12月13日以降ならいつでも飾ってOKですが、12月29日と12月31日に飾るのはタブーとされています。



最近は25日まではクリスマスの飾りがされている家が多いので、26日から正月飾りを出す家が増えています。
おすすめは12月28日です。
末広がりである「八」が付く縁起のいい日と言われているからです。
28日に間に合わなかった時は、29日、31日を避けて30日に飾るのが良いです。
飾ってみました



しめ飾り
門松
鏡餅
家に小さいものでも飾ってみるとお正月の雰囲気が出て神聖な気持ちになりました。



いつ片付けるの?
片付ける時期
正月飾りの片付ける時期は飾りによって違います。
しめ飾り・門松
「松の内」が終わる1月15日のところと、「七草がゆ」を食べる1月7日のところがあります。



鏡餅
鏡餅は1月11日の鏡開きの日におろして食べます。
【鏡餅が大きい場合】
鏡餅が大きいので小さくカットしたい場合、鏡餅は縁起の良い食べ物なので、包丁を使わずに、トンカチなどでたたき割るようにしましょう。
正月飾りの処分方法
正月飾りは縁起ものなので、片付けたらそのままゴミ袋に入れて…っていうのは気になりますよね。
どう処分すればいいのか。
1月15日に「どんど焼き」と言う火祭りが行われその時に正月飾りを燃やします。
昔は地域で行われていましたが、最近は行っていないところが殆どです。
神社では行っているところも多いので近所の神社を調べてみると良いでしょう。






【正月飾りの処分方法(どんど焼き以外)】
- 大きな紙の右、左、真ん中に塩を置く
- その紙で飾りを包む
- 他のゴミとは一緒にしないで飾りだけをゴミ袋に入れてゴミに出す
※燃えるゴミと燃えないゴミの分別はちゃんとしましょう。



(番外編)正月飾りの使い回しはあり?なし??






信仰の観点から言うと、正月飾りは毎年新しくした方がいいです。
年神様をお迎えし、そこで正月を過ごしてもらい、松の内が過ぎたらどんど焼きの煙で野や山に帰ると言われています。
年神様は古い藁は好まないと言われているので、出来れば新しい飾りの方がいいでしょう。
ただ、信仰から飾っているのではなく、ハロウィンやクリスマスの飾りのように、家のデコレーション的な考えで正月飾りを飾る場合は使い回しても問題ないと思います。



なので、気にするならば毎年新しいものを用意した方がいいし、気にならなくて毎年新調するのは大変、という方は毎年使っても良いと思います。
まとめ
正月飾りを飾ってみようかな、と思って調べてみると、飾りの一つ一つにちゃんと意味がありました。
意味を知ってからの方が飾った時に気持ちがこもって、「新年を迎えるんだな。」、「来年も頑張ろう」って思いました。






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