おすすめの砂糖「素焚糖」きび砂糖との違いとは？

皆さんは「素焚糖（すだきとう）」って知っていますか？

おすすめの砂糖で我が家では５年前からずっとこの砂糖を使っています。

今回はそんな素焚糖やその他の砂糖についてご紹介していこうと思います。

砂糖の種類

砂糖には大きく分けて２種類あります。

分蜜糖

サトウキビなどの原料から混じったものを取り除いて甘い成分の結晶のみを取り出した砂糖

例：白砂糖、グラニュー糖、氷砂糖、三温糖

含蜜糖

サトウキビなどの原料から絞り出した密の成分を残して作られた砂糖

例：黒砂糖、きび砂糖、てんさい糖

「三温糖」は色が茶色なので「きび砂糖」のような栄養素の高い含密糖と間違えられやすいですが、実は分密糖なので注意！

素焚糖って？

素焚糖は国産（奄美大島）のサトウキビのみで作られた健康に良いと注目されている砂糖です。

素焚糖の特徴

100％国産の砂糖

素焚糖の原料は100％奄美大島で収穫されたサトウキビになります。

栄養が豊富

独自製法（原料の持つミネラルや風味を丁寧に焚き上げる）で仕上げているので、栄養抜群です。

柔らかい甘味でクセも無し

黒砂糖のようなクセが無いので料理やお菓子にも最適です。

虫歯になりにくい

白砂糖に比べて虫歯になりにくいです。
※虫歯にならない訳でないので歯磨きはしっかりやりましょう。

素焚糖ときび砂糖の違いは？

「素焚糖」は原材料のサトウキビが100％国産な「きび砂糖」という感じです。

一般的なきび砂糖よりミネラル分などの含有量が若干多いのも特徴です。

素焚糖の安全性

素焚糖について調べているとボツリヌス菌についての記事もよく目にします。

含蜜糖にはボツリヌス菌が混入しているのではないか、という心配ですね。

特に小さいお子さんがいつ家庭では気になるポイントだと思います。

結論からいうと、全く心配は要りません。

製造元の大東製糖（株）のHPにもしっかり安全性について記載されていました。

素焚糖に限らず弊社製品は、製造過程でボツリヌス菌の殺菌、およびボツリヌス毒素の分解に必要な加熱殺菌を行っております。ボツリヌス菌のリスクは極めて低く、乳幼児のお子様にも安心して召し上がっていただける砂糖です。
離乳食にもどうぞ安心してお使いください。
出典：大東製糖（株）HP

味は？

一番気になるところの味ですが、味の特徴は

まろやかな甘み

これに尽きます。

しつこい甘味ではなく、後味がさらっとしています。

癖が無いのでお菓子にも合っています。

ただし、

色が茶色いので、お菓子の色も若干濃くなります。

素焚糖のおすすめポイント

素焚糖で作った料理のレシピ

どこに売っているの？

スーパーなどで売っています。

もしくはネットでも買えます。

黒砂糖、きび砂糖、てんさい糖の特徴

黒砂糖

さとうきびの搾り汁をそのまま煮沸濃縮し、加工しないで冷却して製造した砂糖です。

ミネラル分を多く含み、強いコクと風味が特徴になります。

きび砂糖

きび砂糖は、さとうきびの搾り汁から最小限の不純物を取り除いて結晶化させたものです。

黒砂糖ほどではないですが、ミネラルやカルシウムを含んでいます。

柔らかい甘味で癖が無いので料理やお菓子に使いやすいのが特徴です。

てんさい糖

てんさい糖は「甜菜」を原材料として作られます。

てんさい糖の特徴は、「オリゴ糖」が含有されていることです。

他の含蜜糖同様ミネラル、カルシウムを含有していますが、それ以外に他の砂糖にはない天然の「オリゴ糖」も含有されているのです。

３種類の含蜜糖の比較

種類	ミネラル含有量	味	ポイント
黒砂糖	多	強いコクと独特の風味	カロリーが３つの砂糖の中で１番低い
きび砂糖	中	柔らかいコクと甘味	クセが少なく白砂糖の代わりとして使いやすい
てんさい糖	少	あっさりとした品のある甘味	天然のオリゴ糖を含有している

まとめ

ひと言で砂糖といっても色々な種類があり、特徴や味もそれぞれ違います。

いろいろ試して料理やお菓子を作ってみませんか？