パウンドケーキが食べたい♡
そう思っても、市販のパウンドケーキは「白砂糖」たっぷり…。
市販のパウンドケーキを食べる時や子供に食べさせるとき、こんなことを思いませんか?
- 白砂糖を使っているお菓子は体や歯に悪そう
- カロリーが高い
- 子供にはなるべく白砂糖を食べさせたくない
でも、自分で作れば砂糖の量も調節出来るし、砂糖の種類も「素焚糖(すだきとう)」が使える!
よし!自分で作ろう!!
ということで、自分で作ることで、砂糖控えめでも美味しさそのままのパウンドケーキが出来上がりました♪
- 甘さ控えめでも美味しい
- 素焚糖を使用
- 虫歯になりにくい
- 3種類の味のレシピ
(プレーン、チョコ、チーズ)
【追記】
チーズ味、チーズチョコ味を作ってみました。
バターの量を1/3に減らせるので、バターを控えたい人におススメです♪
味も保証付き!
甘さ控えめにする方法
甘さを控えめにするには単純に砂糖を減らせばいいのですが、お菓子の場合、勝手に材料の分量を変えてしまうと出来上がりがおかしなことになってしまうんじゃないかって不安になりますよね。
お菓子だけに「おかし」なことになってしまうか不安になるんだね♪ね♪♪
オヤジギャグ…
気を取り直して…
お菓子を作るときに砂糖の量を変更する場合は、参考レシピの70%~100%の範囲で行うことが大切です。
甘さ控えめにしたいからとむやみやたらと砂糖を減らすと仕上がりや食感が大きく損なわれてしまうのです。
それには、『砂糖の役割』が関係してきます。
砂糖って甘くするのが役割なんじゃないの?
実はそれだけじゃないんだって!
【砂糖の役割】
- 甘みを与える
- 保存性を高める
- 保水作用によりお菓子をしっとり仕上げてくれる
- 焼き色をつける
- 泡を安定させるのでケーキが膨らむ
- 油(バター)の酸化を防ぐ
砂糖の役割は、ただ甘くするだけではないので、
「ダイエットのため」
「甘さを控えたい」
と単純に減らしてしまうと
「ぺしゃっとしてパサパサした硬い」
パウンドケーキが出来上がってしまいます。
美味しさを損ねないためには、砂糖の量は
参考レシピの70%~100%の範囲
が良いそうです♪
ただし、お菓子の種類によって
70%では少なすぎる場合
もあるし、
60%まで減らせる場合
もあります。
パウンドケーキの砂糖はどこまで減らせるのか?
砂糖をなるべく減らしたい!と思って、
10%ずつ砂糖を減らして作ってみました。
砂糖の量 | 味 | 仕上がり |
---|---|---|
100% | しっかりした甘さ | しっとり、柔らか |
90% | 100%とほぼ変わらない | 100%とほぼ変わらない |
80% | やや甘さ控えめ | ややしっかり目の生地 |
75% | やや甘さ控えめ | ややしっかり目の生地 |
70% | ほんのりとした甘さ | パサつく感じ、固め |
【総評】
100→90
味、仕上がりともに、ほぼ変わりなし
100→80
やや甘さ控えめ、しっかりとした生地
私は甘さ控えめで生地もしっかり目が好きなので、
砂糖の量が100%より80%の方が好みです♪
80→70
ほんのりの甘さ、パサつく感じの生地
80→75
80%とほぼ変わりなく美味しく出来上がり
※ギリギリまで減らそうと、80→75まで減らしてみました
砂糖を70%まで減らすと生地の仕上がり具合がイマイチになってしまうので、
パウンドケーキの場合、砂糖の減らせる限界は基準の75%までとした方が良さそうです。
【砂糖の種類】
今回、砂糖は素焚糖を使っていますが、白砂糖でも、粉砂糖でも作れます。
黒砂糖やてんさい糖で作ってみても味わいが変わって美味しいと思います。
砂糖について詳しく書いた記事はこちらです ↓
砂糖控えめパウンドケーキのレシピ
材料
ダイソーのパウンドケーキトレイ4枚入り(6cm×12.5cm×4.5cm)の
1個分の材料です。
<プレーン>
- バター 60g
- 小麦粉(薄力粉)60g
- 砂糖(素焚糖)45g
- ベーキングパウダー 2g
- 卵 中1個
<チョコ>
- バター 60g
- 小麦粉(薄力粉)50g
- 純ココア 10g
- 砂糖(素焚糖)45g
- ベーキングパウダー 2g
- 卵 中1個
プレーンとチョコ味の材料の違いは、
- プレーンの場合
→小麦粉60g - チョコ味の場合
→小麦粉50gと純ココア10g
これだけです。
チョコレートは使わずに
『純ココア』を使用してチョコ味にしてます。
<チーズ>
- バター 20g
- クリームチーズ 40g
- 小麦粉(薄力粉)60g
- 砂糖(素焚糖)45g
- ベーキングパウダー 2g
- 卵 中1個
- レモン果汁(お好みで)
プレーンとチーズの違いは、
- プレーンの場合
→バター60g - チーズの場合
→バター20gとクリームチーズ40g
これだけです。
クリームチーズを使うことでバターを1/3にカットしています!
<チーズチョコ>
- バター 20g
- クリームチーズ 40g
- 小麦粉(薄力粉)50g
- 純ココア 10g
- 砂糖(素焚糖)45g
- ベーキングパウダー 2g
- 卵 中1個
- レモン果汁(お好みで)
チーズとチーズチョコ味の材料の違いは、
- チーズの場合
→小麦粉60g - チーズチョコ味の場合
→小麦粉50gと純ココア10g
これだけです。
クリームチーズを使うことでバターを1/3にカット、純ココアを使用してチョコ味をプラスしています。
また、4つの味全て砂糖は、普通であったら60gのところを45gに減らしています。
砂糖の量は参考レシピの75%のしました♪
作り方
- バター、卵、(クリームチーズ)を冷蔵庫から出して常温にしておく
- オーブンを170℃に余熱しておく
- バターは常温で柔らかくしてから混ぜること
- 白っぽくなるまでしっかり混ぜること
- クリームチーズは別ボールで混ぜてからバターと合わせること
別々にしないとダマになります
- チーズ味の場合、
バター、チーズ、砂糖で混ぜ合わせる
- 卵は常温であること
- 少しずつ加えること
- 泡だて器で混ぜること
【分離してしまったら】
ボールを湯煎にかけて温めながら混ぜる
※但しバターが溶けてしまわないようにぬるめの湯煎にすること
- 粉類は必ずふるうこと
- チョコ味、チーズチョコ味は純ココアも一緒にふるうこと
- 粉類を入れたら決して練らないこと
- 粉類はへらで切るように混ぜる
- チーズ味の場合、お好みで入れるレモン果汁はここで入れること
- 型に入れたら上下にトントンして空気を抜くこと
- 10分後に切れ目を入れるので、
膨らみやすい
中まで火が通りやすい
見た目が綺麗に仕上がる
の効果あり
竹ぐしを刺して生地がついてこなければ中まで火が通ったので完成です!
- 出来上がったパウンドケーキを乾燥させないこと
- 粗熱が取れるまで
→軽いラップ - 粗熱が取れたら
→しっかりラップ
【オーブンについて】
今回、我が家ではオーブンではなくバルミューダのトースターで作りました。
トースターのクラシックモードの170℃設定で作れます。
味の感想
プレーン、チョコ味
【プレーン】
素焚糖のほんのりとした甘さで優しい味わいのパウンドケーキになりました。
【チョコ味】
純ココアでの味付けなので、濃厚な甘さというより軽めの甘さです。
チーズ味
【チーズ味、チーズチョコ味】
チーズとチーズチョコ味は表面が固めでぼこぼこな仕上がりになります。
この表面のざくざく感が美味しいです!
チーズはさっぱり、チーズチョコは濃厚な味わいになります。
<注意!>
出来立てだとチーズの味がぼやけて美味しさを堪能できないので絶対に次の日以降に食べるのがおススメです。
当日食するのはNGです!!
スイーツレシピのご案内
パウンドケーキ以外にも砂糖控えめでも美味しさそのままなお菓子のレシピがあります♪
その他のレシピはこちらから見れます ↓
他のお菓子も作ってみてね♪
手作りパウンドケーキの食べごろは?
出来立てが一番美味しいんじゃないの?
パウンドケーキは出来てから2~3日経ってからの方が美味しいんだよ。
出来立てのパウンドケーキはまだ生地が馴染んでいないのでふわふわした食感でパウンドケーキの良さであるしっとりとした食感にはなっていません。
あのパウンドケーキのしっとりとした食感を味わいたいのなら、すぐ食べたい気持ちをぐっとこらえて2~3日後に食べましょう。
私は次の日には我慢できずに食べちゃいます♡
手作りパウンドケーキの保存方法
パウンドケーキは保存方法を間違えるとぱさぱさして美味しさを大きく損ねてしまいます。
ポイントは「水分を逃がさない」ことです。
乾燥させてしまうとパウンドケーキの良さの「しっとり感」が無くなってしまいます。
保存の時のポイントはこちら
- 粗熱が取れたらラップで全体を包む
- 冷蔵庫で保存しない
パウンドケーキは常温で保存が1番です。
常温保存が基本ですが、下記の場合は冷蔵庫又は冷凍庫で保存しましょう。
- 夏場で気温が25℃以上ある場合
- バナナなどフルーツを入れている場合
パウンドケーキの常温での保存期間は約1週間です。
パウンドケーキはバターや砂糖をたっぷり使っているので、かなり保存期間が長いです。
ただ、バターや砂糖を減らしている場合は、保存期間はもう少し短くなるので注意しましょう。
今回のレシピは砂糖を減らしているので3~4日くらいで食べきるようにしています。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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