バレンタインが近いのでチョコマフィンと、
秋に作って冷凍しておいたゆずジャムがあったのでゆずジャム入りマフィンを作りました。
とりあえず簡単な手順で試しに作ってみると…
楽しようとしたのがいけなかったのか、全然膨らまない硬いマフィンが出来てしまいました。
悲しかったので、数日後、ちゃんとした手順でもう一度作ってみました。
今度は…

大成功♪
そこで、今回は『失敗しないマフィンの作り方』を自らの失敗を元にお伝えします。
今回はこの3種類のマフィンのレシピです♪
- 定番のプレーンマフィン
- チョコレートマフィン
- お好みのジャムを使ったフルーティなマフィン
砂糖の量を60%~80%に減らしてあるので、カロリー控えめの甘すぎない大人のマフィンになっています。
【こんな人にお勧めの記事です】
- マフィンを失敗しないで作りたい
- 甘さ控えめのお菓子を作りたい
- ジャムを使ったマフィンの作り方が知りたい
マフィンのレシピ
材料(マフィン型M6個分)
プレーン
- 小麦粉(薄力粉)160g
- ベーキングパウダー2g
- 砂糖(素焚糖)65g
- バター80g
- 卵 小さめ2個
- 牛乳80cc



チョコマフィン
- 小麦粉(薄力粉)120g
- 純ココア40g
- ベーキングパウダー2g
- 砂糖(素焚糖)55g
- バター80g
- 卵 小さめ2個
- 牛乳80cc



砂糖少なめでもチョコの味で満足の甘さです。
ジャム入り
- 小麦粉(薄力粉)160g
- ベーキングパウダー2g
- 砂糖(素焚糖)50g
- バター80g
- 卵 小さめ2個
- 牛乳80cc
- お好みのジャム100g



甘さ控えめで柔らかい美味しさです♪
砂糖は、素焚糖を使っていますが、白砂糖でも、粉砂糖でも作れます。
黒砂糖やてんさい糖で作ってみても味わいが変わって美味しいと思います。
体に良い砂糖で優しいお菓子を作るのもお勧めです。
砂糖について色々調べてみました♪


作り方
下準備
- バターを冷蔵庫からだして常温にしておく
- 卵を卵白と黄身に分けておく
- 小麦粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておく
(チョコマフィンはココアも一緒にふるうこと) - オーブンを170℃に余熱しておく
1.ボールにバターを入れて泡だて器で混ぜる
白っぽく滑らかになるまでよく混ぜます。



バターは常温で柔らかくしてから混ぜるようにすることです。
2.砂糖を加えてさらに混ぜ合わせる
↓砂糖を投入後さらに混ぜます。
3.白身→黄身を加えてさらに混ぜる
※少しずつ入れます。
多少分離してしまっても大丈夫です。



4.ふるった粉類を半分入れて混ぜる
練らずにへらでさっくり混ぜます。
↓さっくり軽く混ぜるだけでOK



5.牛乳を2回に分けて入れて混ぜる
まずは半量入れて「練らずに」混ぜる
↓次に残りの半量入れて「練らずに」混ぜる
↓この程度まで混ざればOK
6.残りの粉類を全部入れて混ぜる
ここも練らずにへらでさっくり混ぜます。


プレーン生地



この程度混ぜたらOK
(混ぜすぎないこと)


チョコ生地
7.(ジャム入り)生地にジャムを入れて混ぜる
ジャム入りマフィンの場合、最後の粉類を混ぜている途中でジャムを追加します。
↓この程度混ざったところでジャムを入れる
↓この程度まで混ぜたらOK
8.型に入れて焼く
型に生地を7分目くらいまで入れます。
↓170℃のオーブンで20~25分焼く
竹ぐしを刺して生地がついてこなければ中まで火が通ったので完成です!



我が家ではオーブンではなくバルミューダのトースターで作りました。
トースターのクラシックモードの170℃設定で作れます。
9.完成!


ゆずジャムマフィン


チョコマフィン
焼きあがってそのままにしておくと水分が蒸発してパサパサしたマフィンになってしまいます。
粗熱が取れるまでは軽いラップを、粗熱が取れたらしっかりラップで包むようにしましょう。
スイーツレシピのご案内
サブレ以外にも砂糖控えめな体に優しいお菓子レシピを作ってます♪
その他のレシピはこちらから見れます ↓





使ったジャムのご紹介
今回、ジャムは秋に作って冷凍しておいたゆずジャムを使いました。
「素焚糖」で作った優しい甘さのゆずジャムです。
苦さを抑えるコツも載っているので、
是非作ってみて下さい♪





手作りマフィンの食べごろは?






マフィンはパウンドケーキやクッキーを違い、出来立てのふわふわな時が一番美味しいです。
次の日などに食べるときは、ラップをしたままレンジ(600W)で20秒かけると温かさとふんわり感が戻って美味しくなります。
【食べ比べました!】
作って2日後のマフィンを1つはそのままで、1つはレンジで軽く温めて食べてみましたが、レンジで温めた方が断然美味しかったです!
せっかく手作りしたマフィンなので、レンジのひと手間をかけて美味しく食べるのがお勧めです♪
手作りマフィンの保存期間は?
マフィンは常温・冷蔵庫・冷凍庫の3か所で保存が出来ます。
それぞれの保存期間と保存方法を説明します。
常温
2~3日で食べきれる量の場合、常温保存がお勧めです。
※夏場は1~2日で食べきりましょう。
粗熱が取れたマフィンをタッパーかジップ付きの袋に入れて保存します。
食べる時はラップをして600Wのレンジで20秒程度かけるとおいしさUP!
冷蔵庫
冷蔵庫で保存した場合、3~4日が賞味期限になります。
粗熱が取れたマフィンをラップで包んでジップ付きの袋やタッパーに入れて冷蔵庫に入れましょう。
食べる時は30分程度常温に戻す
→ラップをしたまま600Wのレンジで20~30秒程度かけて温めてから食べましょう。
冷凍庫
長期保存したいのなら冷凍庫で保存しましょう。
冷凍庫での賞味期限は2週間~1ヶ月程度です。
粗熱が取れたマフィンをラップで包んでジップ付きの袋やタッパーに入れて冷凍庫に入れましょう。
食べる前日に冷蔵庫でゆっくり解凍
→食べる時は1時間程度常温に戻す
→ラップをしたまま600Wのレンジで20~30秒程度かけて温めてから食べましょう。
【まとめ】
常温 | 冷蔵庫 | 冷凍庫 | |
保存期間 | 2~3日 | 3~4日 | 2週間~1ヶ月 |
保存方法 | タッパー ジップ付きの袋 |
タッパー ジップ付きの袋 (ラップで包む) |
タッパー ジップ付きの袋 (ラップで包む) |
食べ方 | そのままor レンジで温め |
常温で30分 →レンジで温め |
冷蔵庫で解凍 →常温で1時間 →レンジで温め |
お勧め度 | 食べきれるなら◎ | △ | 長期保存なら〇 |






失敗した時にやってしまったこと
ここからは、マフィン作りを失敗した時にやってしまったことを説明します。
お菓子作りに慣れている人はこれから説明する方法で作っても、上手に作れるのかもしれないのですが、そんなにお菓子作りをしないビギナーさんは、基本に忠実に作った方が失敗ないと思います。
バターをレンジで温めた
バターをレンジで温めて溶かしバターにし、そこに砂糖を加えて混ぜた。


レンジでバターを温める


砂糖を入れてスプーンで混ぜ混ぜ


そこに卵を入れてスプーンで混ぜ混ぜ
【結果】



粉類をふるわなかった
分離した生地の中に小麦粉をベーキングパウダーをそのまま投入!


粉類をふるわず投入


牛乳も投入


ゆずジャムも投入
そして、練り過ぎてはいけないとわかりつつも、ダマが無くならないのでへらで練り練り練ってしまいました。
【結果】



1カップに入れる生地の量が少なかった
焼いたら結構美味しいのでは…と一縷の望みをかけて焼くことにしました。
Mサイズのカップが10個あったので、とりあえず均等に入れました。



そう思いながらも焼いてみました。
【結果】



【失敗の原因と結果】
バターを溶かして泡立てしなかった
→バターに空気が入らずマフィンが膨らまなくなってしまった。
卵をそのまま投入した
→バターとの温度差で分離した
粉類をふるわなかった
→生地に粉のダマが出来てしまいそれを解消しようと生地を混ぜすぎる
→グルテン(粘りの元)が出過ぎてしまい硬く膨らまないマフィンになってしまった。
1カップに対しての生地の量が少なかった
→膨らまず、硬い仕上がりになってしまった。
比べてみよう
出来上がりの写真を比べてみると一目瞭然です。
全く同じ材料なのに手順が違うだけでこんなに変わるんだなと思いました。


失敗したマフィン


成功したマフィン
ちなみに、チョコマフィンはジャムが入っていない分、もっと膨らみます。


チョコマフィン
終わりに
今回は、手抜きをしたら全然ダメダメなお菓子が出来上がってしまった経験をもとに、「失敗しないマフィンの作り方」をご紹介しました。
ちょっとの手間で全然美味しさが変わるので、是非、成功の方の手順で作ってみてください♪



最後までご覧いただきありがとうございます。
ランキングに参加しています!
ポチっと押していただけたら嬉しいです♪
↓ ↓ ↓